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【よくある質問】Z系のワンウェイクラッチダンパーラバーについて

Z Series

お問い合わせの多い内容をご紹介します。
“ワンウェイクラッチダンパーってどのサイズを選べばいいの?”

Z系のダイナモカバーを開けるとワンウェイクラッチギアの奥に装着されるワンウェイクラッチダンパー。
クランクケースとワンウェイクラッチギアの間に装着されます。

このダンパーは純正品番でも厚みが3種類あります。
理由としては、クランクエンドのテーパー座面の公差により装着されるマグネットローター、ワンウェイクラッチハブの位置がずれるためです。
クラッチハブの位置がズレるとギアもズレるので、適度にダンパーが効く厚みを選択するということです。

選び方としては、既装着のダンパーの厚みを計測し、近しい寸法のものをお選び頂くのがベターです。
厚みは6.3mm/7.3mm/8.3mmの3種類があります。

また、内径は2種類の設定とし、
初期のZ1/Z2からKZ900、Z750FOUR、Z1000A1/A2、Z750D1、Z1R-1までの車両が内径36φのダンパーラバーが装着されます。
79年式のZ1000MK2(A3)/Z750FX-1から、Z1R-2、Z1000J、Z1000R、Z1100GP、GPz1100までの車両は内径40φのダンパーラバーとなります。


 

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ダンパーラバーは経年劣化によりゴムが硬化、変形しダンパーとしての機能を失っていきます。
ダイナモカバーを開けた際には必ずチェックしておきたい部品です。