2025鉄馬参戦レポート

この度、YSSレーシングチームは熊本県のHSRサーキットで開催された【2025 鉄馬with βTITANIUM】 Z900RSワンメイククラスに参戦し、優勝する事が出来ました!
皆様の熱いご支援とご声援誠にありがとうございました!
この熱いレース模様を振り返り、ぜひ皆様と一緒に喜びを共有させて頂きたいと思います。
YSSレーシングのZ900RSは、サスペンションはもちろん前後YSSですが、エンジンは純正スペック。
細かいマシンスペックは下記リンクでご確認いただけます。
https://www.win-pmc.com/yss/archives/news/99632549
通常は、予選、決勝という形式でレースが行われますが、鉄馬は独自のレース進行となっており、
予選、セミファイナル、決勝という3形態でレースが進行します。
鉄馬のセミファイナルとは、予選のタイム順でグリッドが決められ、各車グリッド位置から一斉スタートするという本番レース形式で行われる予選を意味します。
つまり、セミファイナルでの順位が決勝のグリッドを決めるという事になるわけです。
今回YSSレーシングのZ900RSのライダーとして”田頭譲二選手”にライディングしてもらいます!
9月13日(土):予選
開催前から天気予報は雨模様で、当日は朝から曇り空・・・しかし予選前の午前のフリー走行はドライで行われました。
田頭選手はZ900RSに乗車するのも初めて、HSRサーキット走行も初めてなので、まずはコースのライン取りとマシンの特性を確認してもらうことを大前提で臨みました。
セミファイナルに向けて何とかフロントローは確保したいところです。
予選は午前と午後で合計2回実施。1回目の予選はフリーと同じ状態で走行して結果はトップと1.5秒差の3位で終了。
予選終了後、ライダーとヒアリングを行い、セッティングを煮詰めて2回目に臨むことに・・・
しかし2回目の走行前に天気が一転。全車コースインとほぼ同タイミングで豪雨と化したサーキット。当然ながら赤旗中断となり、残念ながら周回することなくそのまま予選はクローズとなってしまいました。
その結果、1回目の予選が有効となり我々は煮詰めた結果を確認する事ができないまま、3番グリッドからセミファイナルを戦うことになりました。
9月14日(日):セミファイナル&決勝
当日は朝から完全に雨模様。午後からの回復に期待しつつ、レインタイヤへの換装を余儀なくされます。
どこのピットも同様に各タイムスケジュールに合わせてタイヤ交換とセットアップに追われ、本当にお疲れさまでした。
午前のフリー走行は完全にウェット。万が一の転倒リスクと天候回復の可能性も考えて、フリーを走ることを辞めるかギリギリまで迷いましたが、ライダーの希望でウェットも走っておきたいということで走ることを決意。しかし何とか転倒だけは避けたいところです・・・
雨は激しさを増し、コース内も川が出来るほどの豪雨でしたが、我々は何とか転倒ないまま終えることが出来ました。
しかし問題はここからでした。
午前中の各クラスのセミファイナルが行われる中、途中から雨が弱くなり、半ウェットになったと思ったらまた雨に見舞われたりと天気が不安定。
天気に振り回されながらレインタイヤを選択するチーム、ドライタイヤを選択するチーム、各チームともタイヤ戦略が異なり、本当に大変だったと思います。
Z900RSクラスは昼からセミファイナルを迎えます。そんな天候なのでタイヤ選択を迷っている中、いよいよ時間的に最終決断が迫られます。タイムスケジュールギリギリの雨雲レーダーでは晴れそうな気配。ここでドライタイヤで臨むことを決断。急いでタイヤチェンジを行いドライセッティングでセミファイナルに臨みます。
競合チームは、レインタイヤ選択、ドライ選択に分かれていました。
セミファイナルは5周で行われます。我々は3番グリッドからスタート。予選結果で何とかフロントローに並べたことが何よりの救いです。
結果、セミファイナルは1位で終えることが出来ました!しかし喜びも束の間。これでレースは終わりではなく、いよいよ本番の決勝に向かいます。
気になる天気はというと、ここから完全に晴れます。最終的には路面温度58℃という異常な熱さを記録することになりました。
*2025年のSUZUKA8Hoursは60℃だったようです
決勝は完全にドライコンディション。8周で戦います。先ほどのセミファイナルではレインタイヤだったチームもドライタイヤで改めて決勝を迎えます。
我々は1番グリッドからのスタート。
オープニングラップを終え、全車グリッド整列し高まるエンジン音。レースファンにとってはこの瞬間が一番心躍る光景ですね!
レッドフラッグ退去、レッドシグナル点灯、そしてブラックアウト!レーススタート!
田頭選手は他車とバトルを繰り広げながら、競合ライダーの素晴らしい走りを抑えつつトップを死守してファイナルラップへ突入。
我々は祈りながらライダーのファイナルラップ走りを見守ります。そしていよいよ田頭選手が最終コーナーを立ち上がり、待ち望んだその瞬間を迎えるわけです。トップチェッカー!!
YSSレーシングチームは見事ポールトゥウィンで優勝する事が出来ました。
圧倒的なパワーを備えたバイクにハイグリップタイヤを履いていたとしても、その間で仕事をするサスペンションがしっかりと機能しないとバイクは早く走ることが出来ません。
つまり今回の勝利は、YSSサスペンションが勝てるサスペンションであることが証明できたと思います。
YSSサスペンションは株式会社ピーエムシーのオンラインショップでご購入が可能です。
YSSサスペンションは、ストリートにおいても乗り心地の改善を図り、貴方のバイクをより楽しいものにするために一翼を担うはずです。
気になった方は是非こちらからご検討をお願い致します。
Z900RS カートリッジキット
品番:127-C02030002
定価:税別130,000円
https://www.winpmcshop.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000012521&search=127-C02030002&sort=
Z900RS リアサス MX456-TRWwithHPA
品番:117-4510337R
定価:税別156,000円
https://www.winpmcshop.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000012642&search=117-4510337R&sort=
やっぱりレースっていいですね!レース後に各ライダー同士がお互いの健闘をたたえ合う姿は何より心を打たれます・・・
両日ともに天候に惑わされながら、各ライダー、そして各チームとも本当に大変な2日だったと思います。本当にお疲れさまでした。
YSSレーシングを支えてくれたアゲインのスタッフの皆様ありがとうございました。
そして、現地で声援を送っていただいた多くの観客の皆様、何よりYSSレーシングを応援してくれた全ての皆様に深く感謝申し上げます。
皆様の温かい祝福はライダーをはじめ、チームスタッフ全員の心にしっかり刻ませて頂きました。
それではまたお会いできる日まで・・・
今後ともYSSサスペンションをよろしくお願い致します!
■Special Thanks(順不同)
・高橋商事株式会社様
・ピレリジャパン様
・国美コマース株式会社様
・株式会社アクティブ様
・有限会社森製作所様
・有限会社ナッツベリープランニング様
・株式会社ザム・ジャパン様
・有限会社エーテック様
・10ファクトリー様










