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GPZ Series

FCRキャブレター専用 ファンネル・パワーフィルター特集

KZ1000MK2

弊社の記事をご覧いただきありがとうございます。

今回は、Z系でも装着率の高い KEIHIN製FCRキャブレター に使用できる、「ファンネル」と「パワーフィルター」についてご紹介します。
汎用性の高いパーツですので、ゼファー系やGPZ、CBなどZ系に限らずFCR装着車のほとんどに適合するお話となります。

ファンネルとパワーフィルターの違い

まずは、それぞれのメリット・デメリットを整理します。

ファンネル仕様

<メリット>

  • 吸気効率が高く、エンジンパワーの向上が期待できる。
  • 無骨でメカニカルな外観になる。

<デメリット>

  • 空気中のゴミがエンジン内部に侵入するリスクが高い。
  • 急な雨の際に不安がある。

パワーフィルター仕様

<メリット>

  • 吸気に混入したゴミの侵入を防ぎ、エンジンを保護する。
  • 急な雨でも焦らなくて済む。

<デメリット>

  • ファンネルに比べ吸気抵抗が高くなる。

大まかには上記のような違いがあります。
FCRをファンネル仕様、パワーフィルター仕様にするに当り、PMCのおすすめ製品をご紹介していきます。


PMC流FCRファンネル仕様

FCR標準のファンネルももちろん良いですが、せっかくなら自分好みにカスタマイズしてみるのはいかがでしょうか。
PMCではアルミ無垢材(A2017材ジュラルミン)から大胆に切削加工を行った贅沢なKEIHIN FCR専用のビレットエアファンネルをラインナップ。
ファンネル本体は2ピース構造とし、脱着時の煩雑さを解消しています。

素材は軽量かつ高強度なA2017材を使用し、あえて表面処理を施さない素地仕上げに加え、個性を演出できるカラーアルマイト仕様も4色展開。

FCRホリゾンタルに付属するKEIHIN純正樹脂ファンネルと同長に加え、「50mm」「70mm」の3種類を用意しました。

FCR大型ボディ用(35Φ~41Φ):35mm / 50mm / 70mm

比較

FCR小型ボディ用(28Φ~33Φ):30mm / 50mm / 70mm

比較


ファンネル着脱の煩雑さを解消!

FCR

FCRキャブレターを使用している方なら一度は悩むポイント、それが「ファンネルの着脱が大変!」という問題です。

FCRのファンネルはボルト2本で固定されていますが、位置の関係で工具が入りにくく、交換作業が煩雑になりがちです。その問題を解決するために開発されたのが、「ビレット2ピースエアファンネル」です。

ビレット2ピースエアファンネル

TMRキャブレター構造を参考に専用アダプターを設計。アダプターを先に装着することで、ファンネルは“回すだけ”で脱着可能となる画期的な構造を実現しました。

これによりキャブレターセッティングも容易になり、作業時間も大幅短縮。「着脱が大変」という従来のストレスから解放される一品です。

FCR

ファンネル

ラッパ形状の緩やかな曲線はPMCならではの意匠で、高級感あふれるデザイン。ワンポイントとなるカラーアルマイトも全5色をラインナップし、機能性とドレスアップ性を両立しています。

 


PMC流FCRパワーフィルター仕様

FCRを自分好みにパワーフィルター仕様にする場合、PMCではバリエーションを多数準備しています。

確かな性能と魅力的ルックス

smooth stream

smooth stream

フィルター本来のエンジン保護性能を維持しつつ、吸気抵抗の低減と吸入量の向上を両立し、パワー・レスポンスアップに貢献します。

高性能キャブレターやチューニングマフラーとの相性も良く、パフォーマンスを最大限に引き出します。トップキャップとフィルターコットンの組み合わせにより計7タイプのカラー展開を実現し、車体カラーやカスタムスタイルに合わせた選択が可能です。

Smooth STREAMフィルターは、防塵性能を保ちながら吸気抵抗を抑えた高性能フィルター。豊富なカラーバリエーションで、スタイル重視のユーザーにも人気です。

  • 深い折り(プリーツ)成型により表面積を拡大し、高い防塵性能を発揮。
  • 取り付け部とフィルターベースをワンピース化し、耐久性・耐振動性を強化。
  • フィルターベースには高品質ウレタン材を採用し、140℃以上の高温にも対応。
  • ISO・TUV規格適合品。

Smooth STREAM フィルター ブルー

Smooth STREAM フィルター レッド

FCRをパワーフィルター仕様にするためにはフィルター本体以外にもう一つ必要な部品があります。

装着に必須「FCR用フィルターアダプター」

フィルター装着に必須となる樹脂製アダプターで、大型ボディ用(FCR35〜41φ対応)・小型ボディ用(FCR28〜33φ対応)の2種類をラインナップしています。

 

最後に

KZ1000MK2

今回は、FCRキャブレター専用のファンネルおよびフィルターをご紹介しました。

FCRキャブレターは純正と比べメンテナンス性・セッティング性が高い反面、手間のかかる部分もあります。その際に定期交換部品や関連パーツを同時に見直すことで、気持ちの良い走行フィーリングを維持できます。

また、キャブ周りのドレスアップを求める方にもご満足いただけるラインナップとなっています。PMCではリプレイスメントパーツからカスタムパーツまで幅広く展開しておりますので、ぜひ今後の特集もご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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