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KAWASAKI Z1/Z2を形作る部位について【タンク】

2021.06.18 column

タンク
第三回はカテゴリ【タンク関連にあたる部位について。

フューエルタンク

フューエルタンク
フューエルタンク

タンクの取り外しには、タンク自体を傷つけないために作業上のコツがある。
ネック部分とタンク前部が接触しないようにタンク自体を後ろに引くというのがそのポイントで、そのあとにタンク前部を持ち上げていく。

タンクにはガソリンが入っているため、取り外した後の扱いには注意したい。
タンク自体の保管は、傷が付かないようにまた内部にゴミが入らないように保管しておく。

取り付けの際にはフューエルコックがフレームに干渉するのを避けるため、後方からフレームにセットしていく。

タンクエンブレム取付ピッチがダブルピッチとなっており、73年の初期型ショートピッチ(122mm)と74年、75年の後期型ロングピッチ(140mm)のいずれも取付可能となっている。

Z1/Z2タンクエンブレム

Z1/Z2タンクエンブレム
Z1/Z2タンクエンブレム

タンク

読んで字の如し、タンクに使用するエンブレム。
73年式に採用されているショートピッチ(122mm)を取り扱っている。

対策済フューエルキャップ

対策済フューエルキャップ
対策済フューエルキャップ

タンク

純正と比較し、ガス漏れ対策とエアー抜き構造を改善している。

フューエルタンクラバーバンド

フューエルタンクラバーバンド
フューエルタンクラバーバンド

タンク

タンクは、ボルトやビス等を使用せずにバンドのみで取り付けられているために、工具がなくても着脱可能。
タンクをホールドするゴムバンドは経年変化により硬化している可能性があるので、チェックしておこう。

フューエルタンククッションラバー

フューエルタンククッションラバー
フューエルタンククッションラバー

ふだんは目に付かないパーツだが、高熱や経年変化による劣化が進みやすいダンパー。
フューエルタンクのぐらつきや振動を抑制させるための必需品。

フューエルタンクマウントラバーセット

フューエルタンクマウントラバーセット
フューエルタンクマウントラバーセット

フューエルタンクマウントスペーサー

フューエルタンクマウントスペーサー
フューエルタンクマウントスペーサー

タンク

フューエルタンクマウントラバーセットはフューエルタンクマウントスペーサー
を間に入れ、フレームの突起に差し込むだけ。タンクはこのラバーの上に乗せる。

フューエルコック

フューエルコック
フューエルコック

タンク

タンクを取り外す際には、ガソリンタンクからキャブレターへのガソリン供給を断つためにまずはコックをオフにする。
オンにしたままガソリンチューブを取り外すとガソリンが垂れ流しになってしまい非常に危険なので、忘れずに。

75年式から採用された後期型フューエルコックを、内部シール材質や漏れ対策を施しラインナップ。

ABSサイドカバー

ABSサイドカバー
ABSサイドカバー

サイドカバーに関しては、差込口がサイドカバー本体と同素材の樹脂製を採用しているために乱暴に取り扱うとヒビが入りやすい。
サイドカバーはグロメットだけで取り付けられているので、非常に簡単に着脱可能。

サイドカバーエンブレム取付用穴は開いていないので、両面テープタイプのエンブレムはそのまま貼り付け可能。
スピードナットタイプのエンブレムを取り付ける場合は、裏側に穴開け用ガイドを設けているため、容易に正規の位置に取付可能。

サイドカバーエンブレム

Z1
Z1初期型
Z2
Z2
Z1
Z1後期型

スピードナットと、両面テープ仕様がある。

サイドカバーグロメットセット

サイドカバーグロメットセット
サイドカバーグロメットセット

サイドカバーを取り付けるためのグロメット。
劣化が進むと硬化してしまい、サイドカバーをしっかりと固定ができなくなってしまう。
最悪は走行中にサイドカバーが脱落してしまう危険性もあるため、早めに交換をしたい。
弾力あるゴムパーツにカバーの突起を差し込んでいこう。

次回はカテゴリ【外装関連にあたる部位についてお話します。乞うご期待!