2025年7月、スペイン・ナバラサーキットで開催された「ESBKスペイン選手権 第4戦」において、YSSがSBK（スーパーバイク）クラスで歴史的な初勝利を収めました。

本大会にはYSSサスペンションを装着した複数のライダーおよびチームが参戦し、その高いパフォーマンスを披露。中でも注目は、ポルトガル人ライダー イヴォ・ロペス選手による2連勝です。YSSの技術サポートを受けたロペス選手は、マシンとの高い一体感と安定したタイヤマネジメントを活かし、両レースを独走で制しました。

この勝利は、フランス・マニクールで惜しくも逝去した友人でありライバルのボルハ・ゴメス選手へ捧げられ、会場は深い感動に包まれました。

今回の2勝により、ロペス選手はランキング上位に迫り、YSSにとってもESBK最高峰クラスでの初勝利という大きな節目を迎えました。これはタイブランドであるYSSにとって、さらなる飛躍を示す重要な成果です。

YSS JAPANでは、今後もレースを通じた技術開発を推進し、皆様に高品質な製品をお届けしてまいります。

 

 

 

 

 

【YSS、Moto4・Supersportクラスでも表彰台ラッシュ！】

SBKクラスでの歴史的初勝利に加え、Moto4やSupersportなどのカテゴリーでもYSSサスペンション搭載マシンが素晴らしい活躍を見せました。

Moto4クラスでは、Igax Team Snipersのマルコス・ビナグレ選手がレース1で優勝、同チームのトマス・トゥレッタ選手も2位に入り、YSSがワン・ツーフィニッシュを達成。レース2では惜しくも勝利を逃しましたが、安定した2位・3位の成績で、両選手はチャンピオンシップの首位をさらに固めました。

さらに、Ducati Panigale V2で出場したチーム・スピードレーシングのマルコ・タピア選手は、カテゴリー3戦目ながら両レースで3位表彰台を獲得。同チームのハリー・クーリ選手、I+ Dent Racingのカディール・エルバイ選手もレース2で好成績を収め、YSSサポート車両がトップ5に3台入りました。

Supersport300クラスでも好調が続き、WorldSBKにも参戦するMTM Kawasakiのロベルト・フェルナンデス選手がレース1で2位表彰台を獲得。レース2ではミゲル・ベルナル選手が3位に入り、YSSの存在感をしっかりと示しました。

このように、今大会はYSSにとって全クラスで成果を挙げた週末となりました。タイ本社で開発されたカートリッジキットや、トップライダーによって実戦で鍛えられたRRSショックなど、YSS製品のクオリティがサーキットで高く評価されています。

次戦のESBK第5戦も引き続きナバラにて、8月最終週に開催予定。さらなる勝利を目指し、YSSの挑戦は続きます。

 

 

 

 

 

以下は、YSSを採用しているチームのリザルトです。